ひんやりした平日の深夜は熱燗を
家の庭でハンモックに寝そべり、気持ちの良いそよ風に身を浸していた、休日の午後の事。
空には一番星が光り始めていた。少年は、自分ちの猫が「ギャオォッ!」と叫ぶ声に驚いて、ハンモックから逆さまに落ちてしまった。
目を凝らして観るとうちのネコはヘビと対峙し、すぐにでも飛びかかれる体勢で吠えながら威嚇していた。
蛇はそう大きくはなく、毒も持っていないっぽかったので、少年はそばに落ちていた棒で追っ払い、猫を抱っこして再度ハンモックに寝そべった。少年は、猫のおでこを撫ぜてやりつつ胸の上で寝かせ、風にゆれる自分の前髪の感触を楽しんだ。
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天と地平線とそよ風
ちょっと「天」について考えてみよう。さほど難しく考えることじゃない気がするんだ、「天」のことって。
★★